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2024.5.20
スピーカー高額買取のコツ。買取業者が見る査定ポイント10個【サランネット/コーン/エッジ/接点/エンクロージャー】

音楽を聴く際、音を再生するスピーカーは非常に重要な役割を担っています。そのため、音楽愛好家の方々は、スピーカーに並々ならぬこだわりを持つことが多くいらっしゃいます。
しかし、時にはお手持ちのスピーカーを「買い取ってほしい」とお考えになる時も来るでしょう。
では、買取業者はスピーカーのどの部分を見て査定を行っているのでしょうか。今回は、スピーカーの買取査定のポイントと、日頃の保管方法やメンテナンスについて詳しくご紹介いたします。
目次
- スピーカー査定で買取業者が見るポイント
- 外観から見る7つのポイント部分
- 音を出して確認する4つの動作
- スピーカーは使用環境と保管方法が重要
- 音の劣化を防ぐ
- 故障の原因を防ぐ
- 美しい見た目を保つ
- 高く買い取ってもらえる
- スピーカーを高額買取してもらうには?
- 高温多湿と直射日光を避ける
- スピーカーの消耗部品を交換する
- スピーカーの掃除をしておく
- できるだけ早く売る
- スピーカー買取専門店に依頼する
- スピーカーの掃除とメンテナンス
- スピーカーの掃除方法
- スピーカーの買取実例を紹介
- ブックシェルフ型スピーカー
- トールスピーカー
- 大型スピーカー
- スピーカーの買取ならかいほうどう!どんなスピーカーでもぜひお問い合わせ下さい
- オーディオ買取強化アイテムを紹介
- 忙しくても安心!選べる3つの買取方法
スピーカー査定で買取業者が見るポイント
まず初めに、買取業者はスピーカーを査定する際に、どの部分を見ているのでしょうか。
実は、買取業者はスピーカーを査定する際、いくつかの重要なポイントを確認しています。ここでは、「外観」と「動作」という二つの側面から、具体的にどこが見られているのかを詳しく見ていきましょう。
外観から見る7つのポイント部分

・エンクロージャー(キャビネット)
エンクロージャーはスピーカーを囲む箱のことで、多くの場合、木材が用いられています。外部からの衝撃や、湿気、乾燥などによって劣化するケースがあります。
・サランネット
サランネットはスピーカーの表面に取り付けられているネット状のカバーです。スピーカー内部への埃の侵入を防ぎ、コーンやエッジといった劣化しやすい部品への接触を防ぐ役割があります。
しかし、サランネット自体、破れやフレームの歪みが生じやすいため、買取時に損傷が見られるケースが少なくありません。
・スピーカー端子
スピーカーケーブルを接続する部分です。金属部にサビやカビが発生したり、汚れたりすると、音にノイズが混ざり、本来の音質を発揮できなくなります。
・エッジ

エッジはスピーカーユニットの振動板であるコーンの円周部分にある部品で、コーンを支えるサスペンション的な役割を担っています。
ウレタンやゴムなどの材質が用いられ、古いスピーカーではエッジがきれいに残っていることが稀なほど、スピーカー部品の中でも特に劣化しやすい部分です。
・コーン紙
コーンはスピーカーの振動板で、一般的には円錐形をしています。紙や強化繊維が材質として用いられ、簡単に破れるものではありませんが、シミなどで汚れているケースが多く見られます。
・センターキャップ
センターキャップはコーンの中央にあるドーム型の部品です。スピーカーユニット内部への埃の侵入を防いだり、コーン中心部を補強したりする役割があります。
ドーム型の中は空洞になっているため、触れるとすぐに凹んでしまうことがあります。また、コーンとの接着面が剥がれているケースもたびたび見受けられます。
・専用スタンドなどオプションパーツの有無
スピーカーによっては専用スタンドを取り付けたり、金具で固定したりして使用するタイプがあります。こうしたスピーカーは、パーツが揃っていないと査定額に響いてしまうため、専用スタンドやオプションパーツはあらかじめ揃えておくといいでしょう。
音を出して確認する4つの動作
買取業者が確認するのは外観だけではありません。外から見えない内部の劣化が生じているケースもあるため、場合によっては動作確認を行います。
・ガリ音の有無
ケーブルの接合部やスイッチ等の接点が劣化すると、バリバリ、ガリガリといったノイズ(ガリ音)が混ざることがあります。これは、清掃や接点復活材の使用で改善される場合があります。
・出力バランスの確認
スピーカーの左右の音量バランスや、高・中・低音それぞれのバランスが崩れていないかを確認します。
・各ユニット(ツイーター、スコーカー、ウーファー)の出力
スピーカーの中には2WAYや3WAYといった、高音・中音・低音をそれぞれ別のユニットで出力するタイプがあります。すべてのユニットから正常に音が出力されているかどうかを確認します。
・バランスつまみなどの機能動作
バランスやボリュームの調整機能が搭載されたスピーカーもあります。これらの機能が正常に作動するかどうかも査定項目の一つです。
スピーカーは使用環境と保管方法が重要
ここまではスピーカー買取業者が見るポイントを解説しました。スピーカーは、適切な場所で使用・保管し、日頃からメンテナンスを行うことで、様々なメリットがあります。ここでは、その理由と具体的なメリットについて詳しくご紹介いたします。
音の劣化を防ぐ
スピーカーは精密機器であり、電気信号を音に変換して様々な音楽を再生することができる機械です。精密機器は、汚れやホコリの他にも、高温多湿などの環境に非常に弱いため、他の機械と同様に適切な環境で使用・保管しなければ劣化を早めてしまいます。
故障の原因を防ぐ
スピーカーの内部にホコリや湿気が入り込むと、部品の錆び付きなどの原因となり、錆びてしまった部品は故障に繋がります。
また、最悪の場合、ショートして発生した火花にホコリが引火し、火災につながる恐れもあるため注意が必要です。スピーカーを清潔に保つことは、こうした火災リスクの防止にもなります。
美しい見た目を保つ
スピーカーに適した場所で使用・保管することで、部品の劣化を遅らせ、美しい外観を保てます。美しい状態のスピーカーは、インテリアとしても部屋に重厚感を与え、上質な雰囲気を作り出すことができます。
高く買い取ってもらえる
良い状態を維持するには、使用環境や保管方法が重要です。将来的にスピーカーを売却することになった場合でも、見た目がきれいであればあるほど高い査定額がつくため、日頃から使用環境や保管方法に気を配ることは、大きなメリットがあるといえます。
スピーカーを高額買取してもらうには?
スピーカーは精密機器であるため、使用環境や保管方法によっては劣化を早めてしまいます。高額買取を実現するためには、日頃からスピーカーに適した場所に置いて保管することが重要です。
具体的に、スピーカーを使用したり保管したりするにはどのような環境が適しているのか、詳しく解説します。
高温多湿と直射日光を避ける
湿気やホコリにより、金属部分に錆やカビが発生して音質やキャビネットの劣化につながります。また、太陽光が直接当たると色褪せやプラスチックそのものの劣化が進みます。そのため、温度や湿度が一定で直射日光の当たらない場所に置いておくのがお勧めです。
スピーカーの消耗部品を交換する
スピーカーの消耗部品を交換することも重要です。交換時期の少し手前で消耗部品を取り替えていれば、スピーカーの劣化を最小限に防げます。
ただし、スピーカーの部品は製造から8年程度で在庫がなくなることが多いです。このことから、スピーカーの寿命は製造から8年と判断されることも多々あります。
スピーカーの掃除をしておく
スピーカーの価格は「きちんと音が出るか、音質に問題がないか」という点が最も重要なポイントですが、買取査定時には外観も厳しくチェックされます。 一目見てわかる傷がないことはもちろん、焼けやシミなどがつかないように日頃から手入れしておくことも重要です。ホコリをたくさん被っているのは良くないため、表面を丁寧に拭いた上で、サランネットの手入れもしておきましょう。
コーン部分やエッジ部分にも掃除が必要ですが、ホコリやカビが溜まったからといって、濡れ布巾で拭くのはNGです。スピーカーのお手入れには「ダスター」と呼ばれるクロスが便利で、水に濡らさずにAV機器をきれいにできます。
また、以下にスピーカーの掃除方法を記載しますので、ぜひ参考にしてみてください。
できるだけ早く売る
スピーカーは最新型に近づけば近づくほど、高値がつきやすくなります。シーズンごとにモデルチェンジしていくものも多いため、最新型から遠ざかるほど、価格も下がっていってしまいます。
一部のアンティーク品や名機として価値があるスピーカー(1970年代~1990年代に作られたもの)は、中古品というよりアンティークとしての価値を踏まえて評価されます。特にこの年代に該当しない場合は、使わないスピーカーは古くなる前に売却するのが最適です。放置しておくと、価値が下がっていく一方です。
スピーカー買取専門店に依頼する
スピーカーの構造自体は比較的単純なため、音が出るのか、音割れはしないか、機器との接続に問題はないかといった「きちんとスピーカーとして機能するのか」という項目が重要となります。
音がきちんと出るという項目をクリアした上で、査定額アップを狙う場合は、音響機器を専門的に取り扱う業者に依頼するのも手段の1つです。
専門業者はスピーカー本来の価値がよくわかるため、査定額にもきちんとスピーカーの価値を反映させることができます。特に有名メーカーやブランドのスピーカーの場合は、専門業者を検討するのもお勧めです。
スピーカーの掃除とメンテナンス
最後に、スピーカーを使用する場所や保管方法の他に、メンテナンスについて紹介します。
ひと手間かけることで、お気に入りのスピーカーを長く使用し続け、手放す時にはより高く売ることができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
スピーカーの掃除方法
1.見える部分や表面についているホコリを取り除く
まずは、表面のホコリを取ることで、外部のホコリが内部に入り込むことを防げます。表面部分でも水拭きではなく、必ず乾拭きで拭いていきましょう。
2.サランネットを外してホコリを取る
サランネットとは、スピーカーを保護するために付いているスポンジのようなネット状のカバーのことを指します。ネット状になっているため、どうしても細かいホコリが溜まってしまいます。
サランネットはネジで固定されていないので、引っ張れば簡単に取り外せますが、破損させないように慎重に取り外していきます。できれば、各メーカーのホームページや取扱説明書を確認して取り外すと安全です。
サランネットの掃除は、優しく乾拭きで表面のホコリを取り、裏面から息を吹きかけると細かいホコリを取ることができます。
カメラの掃除で使うようなブロワーを使って空気を吹きかけ、ホコリを取り除くのも効果的です。
ただし、室内でやると部屋にホコリが舞ってしまうため、外やベランダでやるのがお勧めです。
3.スピーカー本体のエッジ部分のホコリを拭き取る
スピーカー本体のエッジと呼ばれる、盛り上がっている部分にもホコリが溜まるので、忘れずに拭き取りましょう。エッジの内側にあるコーン紙は柔らかく破損しやすい素材でできています。
破損してしまうと音がしっかりと鳴らなくなってしまうため、コーン紙を誤って指で押してしまわないように気をつけながら、乾いた雑巾の先端部分等を使って、優しくエッジ部分のホコリを取るようにします。
スピーカーの買取実例を紹介
オーディオ買取のかいほうどうのスピーカー買取実績を一部ご紹介します!特に、大切に保管されていた状態良好品は、高価買取が期待できます。ぜひ、お手持ちのスピーカーの価値を測る際の参考にしてください。
※買取価格は商品状態やタイミングなど様々な要因によって変動します。
ブックシェルフ型スピーカー
DIATONE(ダイヤトーン)DS-600Z
買取金額:6,500円

DALI(ダリ)Royal Menuet II
買取金額:26,000円

トールスピーカー
DENON( デノン) SC-T7L
買取金額:80,000円

大型スピーカー
TANNOY(タンノイ) Super Red Monitor SRM 12X
買取金額:49,000円

TANNOY(タンノイ) BERKELEY HPD385A
買取金額:60,000円

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オーディオ買取強化アイテムを紹介
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