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2024.5.20
スピーカーの買取相場~時代を切り開いた名機たち【80年代編・90年代編】
カテゴリー:相場情報

「しばらく使っていないスピーカーがある」「かなり昔のものだけど買い取ってもらうことはできるだろうか」とお悩みの方が多くいらっしゃいます。結論からいうと、スピーカーは古いものでも「買い取れるモデル」が複数存在します。
特に、大手音響メーカーの製品や当時人気だったモデル、今では廃番で入手困難なものは、高額買取も見込める場合があります。
そこで、今回は買取ができる古いスピーカーの情報や、人気の80年代・90年代スピーカーの魅力を詳しく紹介します。
目次
- 80年代・90年代スピーカーの魅力とは?
- 最新テクノロジーを駆使している
- 高水準の性能
- コストパフォーマンスも抜群
- 1980年代~1990年代の名機/銘機をズバリ解説!
- JBL 4312A/4312ABK(1986年頃発売)
- YAMAHA NS-2000(1982年頃発売)
- DIATONE DS-3000(1984年発売)
- ONKYO Scepter1001(1993年11月発売)
- 中古スピーカーの買取価格はいくらぐらい?
- YAMAHA(ヤマハ)
- ONKYO(オンキョー)
- Victor(ビクター)
- スピーカーの買取事例を紹介します
- スピーカーの買取のご相談承ります!かいほうどうにぜひご依頼下さい
- 大阪・京都・奈良へ最短即日、出張買取に駆けつけます!
- 忙しくても安心!選べる3種類の買取方法
80年代・90年代スピーカーの魅力とは?
80年代から90年代にかけて製造されたスピーカーには、今なお多くの愛好者が存在します。発売当時から高い評価を受け、長きにわたりファンに愛されてきたモデルは、現在でも根強い人気を誇っています。
では、なぜこの時代のスピーカーはこれほどまでに人々を魅了するのでしょうか?ここでは、その隠された魅力に迫ります。
最新テクノロジーを駆使している
この年代はいわゆる「バブル期」「黄金期」と呼ばれる時代であり「出せば売れる」という状態が長く続きました。しかし、オーディオ業界はメーカーの数が多く、一般的なスピーカーでは他メーカーに埋もれてしまいます。
そこで、メーカーは「目新しいもの」「ユーザーが驚くもの」をメインに、最新テクノロジーを駆使して新商品を出し続けました。それが、現在の名機・銘機につながっています。
高水準の性能
上記でご紹介した最新テクノロジーを駆使した結果、オーディオ機器はめざましい進化を遂げ、性能は高水準となりました。この年代で発売された名機達を現行機器と比べても、他の電化製品として圧倒的な差はないのが現状としてあります。
コストパフォーマンスも抜群
この時代においても、「安くて良いもの」は圧倒的な人気を誇りました。これは日本人の気質にも関係することですが、オーディオ業界もその部分に目を付け、例え入門機でも一切の手抜きをせずに高品質な製品が作られました。
事実、採算を度外視してまで作った結果、赤字に陥ったメーカーも存在しました。
1980年代~1990年代の名機/銘機をズバリ解説!
上記でもご紹介したように、1980年~1990年代には、高品質で現代でも通用する、クオリティの高い名機・銘機が多数発売されました。ここからは、1980年代~1990年代の名機/銘機について詳しくご紹介いたします。
JBL 4312A/4312ABK(1986年頃発売)

4312の後継機として、やがて到来するデジタル時代に向けて完成度を高めたスピーカーシステムです。
低域には30cmコーン型ウーファー、低歪率を誇るSFG磁気回路を採用しており、コーン紙にはダンピングの効いた低音を獲得するためJBL独自のコーティング強化材を塗布しているのが特徴です。
他にも、フレームにはアルミダイキャスト製を採用し、磁気回路部分の振動を抑えています。
中域には13cmコーン型ユニットの104H-3を搭載しています。このユニットはJBLモニターに使われてきたものに改良を加えたもので、ボイスコイルの新調やコーン紙にもコーティングを施してスムーズな周波数レスポンスと広い指向性を得ています。
高域にもドーム型トゥイーターである035Tiを搭載する等、様々な工夫が凝らされている逸品です。
YAMAHA NS-2000(1982年頃発売)

「再生芸術として音楽的にいかに完熟して感動的な音を生み出せるか」を目標に開発されたスピーカーシステムです。
低域には33cmコーン型ウーファーであるJA-3301を搭載。振動板には、ヤマハとしては初めて紙を使用しないピュア・カーボンファイバーコーンを新開発して採用しています。中域・高域にもそれぞれハードドーム型スコーカーやトゥイーターを使い、より良い音を追求したヤマハのこだわりが見えます。
ネットワーク部には大型フェライトコア、無酸素銅線を使用したインダクタ、オールMPコンデンサという構成を使用しています。また、内部配線も全て無酸素銅線を使用しており、線材自身は一本一本融着処理して鳴きを止めたものを使用しているのが特徴です。
他にも、スピーカーユニットの配置を垂直一列にバッフル面のセンター位置に配置する、水平面内の指向性パターンを左右等しくする等、様々な工夫が見られます。
DIATONE DS-3000(1984年発売)
ダイヤトーンの持つ優れた技術を投入し、徹底した高剛性化を図った4wayスピーカーシステムです。ハイスピードで量感のある低域と情報量の豊富な音場を両立させるため、中低域を独立したユニットに受け持たせ、ウーファーを重低音専用としています。
また、この構成によってファンダメンタル帯域が低音によって混変調をきたしてしまうのを回避できます。
特に、ネットワーク回路の内部結線や端子には全て高純度の無酸素銅線を採用しています。また、圧着スリーブにも無酸素銅を使用する等、異種金属間の境界面歪を追放することで、信号系素材そのものから音質向上を図っています。
エンクロージャーにも力を入れています。美しく自然な響きを持たせるため、シベリア産松合板を使用しています。寒冷な地方で育ったシベリア松は繊維間が緻密で高い剛性を保持でき、さらに、針葉樹系独特の響き減衰の美しさも合わせ持っています。
ONKYO Scepter1001(1993年11月発売)
実際に音楽を演奏した際の多くの情報を可能な限り再現するために「不必要なものを加えず、必要なものを失わない」という思想を貫いて開発されたスピーカーシステムです。
低域には30cmのコーン型ユニットを採用。オンキョーが提唱していたMDCT(磁気低減技術)により、磁気回路で発生する磁気歪をポールピースやトッププレートの形状の改善、銅ショートリングや銅キャップの採用により低減化しています。
中域には振動板とボイスコイルボビンが一体構造のアルミマグネシウム合金ダイアフラムを採用した8cmドーム型ユニット、高域にも同様の2.5cmドーム型ユニットが採用されています。ネットワークにはユニットのクオリティを発揮させるため、厳選されたパーツをふんだんに投入し、さらにそれぞれのユニットの帯域別に3分割配置して相互誘導の排除を図っています。
また、各ユニットの振動板の反作用の振動が磁気回路からフレームを経て前面バッフルに伝わることによって他のユニットに悪影響を及ぼすのを防ぐため、裏面の各ユニット固定部の間にスリットを設け、相互の振動干渉を解決するアイソトレート・マウント方式を採用しています。
中古スピーカーの買取価格はいくらぐらい?
上記でもご紹介したように、中古でもスピーカーは売れやすい傾向にあります。ここでは中古スピーカーの買取価格を一部、紹介します。
YAMAHA(ヤマハ)
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
NS-1000M | 11,000円-47,000円 |
NS-2000 | 65,000円-110,000円 |
NS-700X | 3,000円-16,000円 |
NS-7 | 22,000円-40,000円 |
ONKYO(オンキョー)
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
MONITOR 900 | 8,000円-21,000円 |
MONITOR 2000X | 16,000円-37,000円 |
D-412EX | 14,000円-38,000円 |
SCEPTER 10 | 30,000円-61,000円 |
Victor(ビクター)
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
SX-900 | 22,000円-75,000円 |
SX-V1-M | 18,000円-41,000円 |
SX-511 | 6,500円-20,000円 |
SX-7Ⅱ | 2,000円-11,000円 |
スピーカーの買取事例を紹介します
スピーカーの買取のご相談承ります!かいほうどうにぜひご依頼下さい

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