オーディオアンプの重さは正義?買取価格と重量の相関関係を解説

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2024.4.24
オーディオアンプの重さは正義?買取価格と重量の相関関係を解説

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オーディオアンプの重さは正義?買取価格と重量の相関関係を解説

オーディオアンプを処分したい、買い取って欲しいと思っても、実際には「どうしていいかわからない…」と悩んでしまう方が多いようです。また、オーディオアンプは「重ければ重いほどいい」という理論も存在し「自分の持っているアンプにはどの程度の価値があるのだろう」と気になる方も多いようです。

そこで、今回はオーディオアンプの価格と重量には相関関係があるのかを解説します。

 

そもそも「オーディオアンプ」とは?

オーディオ機器の1つである「アンプ」とは、どのような役割を持つものなのでしょうか。スピーカーとよく混同されがちですが、その役割には明確な違いがあります。

ここでは、オーディオアンプの役割について解説します。

 

アンプの役割

アンプとは英語のamplifier(アンプリファイア)の略語で「増幅器」という意味を持ちます。

アンプには、プレーヤーがCDやLP等の音源から読み取った音の信号を増幅し、スピーカーへ送る役割があります。

実はプレーヤー自体が出力できる音の信号はとても小さく、そのままではスピーカーから大きな音を出すことはできません。そこで、アンプを利用します。アンプはプレーヤーから読み取った音の信号を増幅できるため、好みの音量や音質の音声をスピーカーから出せるようになります。

 

他にもあります!アンプで操作できるもの

アンプで操作できるのは音量だけではありません。音のバランスも調節することができます。

例えば、高音域の音を目立たせ華やかな雰囲気にしたり、低音域の音を目立たせて落ち着いた雰囲気を出したり、好みのバランスに調整できます。また、左右のスピーカーから出る音の偏りを調整するのもアンプの役割です。

このように、アンプは音量や音質、音のバランスを自在に操れる機材のため、より音楽を楽しむには欠かせないオーディオ機器の1つです。

 

アンプの種類について解説!役割と違い

アンプには複数の種類があり、それぞれ役割が違います。アンプの4つの種類や違いについて、紹介します。

 

コントロールアンプ

次に紹介するパワーアンプへ音の信号を送る前に利用するアンプで、別名「プリアンプ」と呼ばれています。

音源から出た音の信号は、コントロールアンプ→パワーアンプ→スピーカーの順に送られ、音楽を再生します。マイクやエレキギターのように音源が微細なアナログ信号の場合、パワーアンプでは利用できないため、コントロールアンプを利用します。

コントロールアンプはアナログ信号を増幅させ、パワーアンプへ送れるレベルにまでコントロールする役割を持っています。また、音質の調整や左右のスピーカーの音量バランスの調整、入力の切り替え等も行うことができます。

 

パワーアンプ

コントロールアンプやミキサーからの信号をスピーカーで利用できるレベルにまで増幅させ、スピーカーへ送る役割を持つアンプのことを指します。

コントロールアンプとパワーアンプを一体化したプリメインアンプも存在しますが、これらを別々に利用する理由としては、より音質の追求が可能であることや、相互のノイズ干渉を減らせるといったメリットがあります。

 

プリメインアンプ

コントロールアンプとパワーアンプの機能を1つにまとめたアンプです。コントロールアンプとパワーアンプを個別で利用することが難しいオーディオ初心者向けのアンプで、コストと設置面積を抑えられるというメリットがあります。

しかし、プリメインアンプには、コントロールアンプとパワーアンプの各機能を活かしにくいというデメリットもあります。

 

デジタルアンプ

以前のアンプはアナログアンプが主流でしたが、増幅効率が良いというメリットにより、デジタルアンプが普及しています。

アナログアンプはアナログ信号の波形を崩さないよう忠実に増幅しますが、この方法は増幅の効率が悪く、発熱しやすい、電力消費が多い等のデメリット等もありました。

一方でデジタルアンプは、アナログ信号をデジタル信号に変換してから増幅し、再びアナログ信号に変換する方法を取っています。この方法は信号の増幅効率が良く、低発熱、低消費電力である点が大きなメリットとなっています。

低発熱であることから放熱装置の心配もなく、サイズもコンパクトに。コンボや携帯プレーヤー等にも用いられるようになりました。

 

なぜオーディオアンプは「重い方が良い」と言われているのか?

オーディオアンプの定説である「重い方が良い」と言われているのは、なぜなのでしょうか。その内容と真相について、詳しく紹介します。

 

内部の部品の品質と重量が関連している

高品質のオーディオアンプは、高性能のトランスやコンデンサーなどの内部部品が使われています。これらは品質や性能を保持するために通常よりもより堅牢で重い素材を用いていることがほとんどです。

 

冷却システムの内蔵

パワフルなアンプは同時に熱を発生しやすいため、アンプ内部を冷やす冷却システムが必要となります。

大きなヒートシンクや冷却ファンを搭載する必要があり、これがアンプの重量を増加させる要因となります。

 

ケースの重量

高品質のオーディオアンプは通常、頑丈で耐久性のある材料で作られたケースを使っています。アルミニウムやスチール等の重い素材が使用されることも多くあります。

 

トランスやコンデンサーのサイズ

より大きな電源トランスやコンデンサーを使用することで、オーディオアンプの性能が向上しますが、これらの部品には通常重量があります。

これらの要因によって、一般的に高品質でパワフルなオーディオアンプは軽量ではなく、重量になります。ただし、これは必ずしも重いアンプが優れた性能を持つことを確定させるわけではありません。

製品の重量だけではなく、その性能や音質、プレーヤーやスピーカーとの相性等、様々な要素を考慮することが重要であるといえるでしょう。

 

アンプの「重さ」と「価格」にはどんな関連性が?

アンプには、現在の販売価格でも「重いほど高い」という相関関係があります。

メーカー名 型番 価格 重さ
SONY STR-DH190 22,572 6.9kg
マランツ STEREO 70s 110,682 8.4kg
DEMON PMA-1700NE 158,400 17.6kg
LUXMAN L-505uXII 289,000 22.5kg

 

「重いほど高い」という理由は以下のような等複数の理由から「重さで制御する」という考えが浸透している説が強くあります。

  • 重さがないと音を出す各ユニットの動きを抑えられない
  • 共振を起こして本来意図していない音が出る可能性がある

しかし、先述のように必ずしも重い=良いアンプではないため、性能や音質等をしっかり見極める必要があります。

 

オーディオアンプの買取価格はどのくらい?

オーディオアンプの参考買取価格は以下の通りです。

メーカー名 買取価格
SONY 10,000円~55,000円
LUXMAN 70,000円~200,000円
DENON 13,000円~35,000円
マランツ 200,000円~280,000円

買取価格はあくまで参考で、買取業者によって違うため、必ずメーカー名や型番、状態を確認した上で、業者にあらかじめ問い合わせて下さい。

 アンプの買取実績

音響オーディオ機器買取の買豊堂のアンプ買取実績を紹介します。

 

McIntosh(マッキントッシュ) プリアンプ C29の買取

買取金額:46000円
状態:B(一般的な中古品)
重量:8.6kg
※買取価格は商品状態やタイミングなど様々な要因によって変動します。

McIntosh(マッキントッシュ) プリアンプ C29

 

McIntosh(マッキントッシュ) ステレオパワーアンプ MC2255の買取

買取金額:80000円
状態:B(一般的な中古品)
重量:37.2kg
※買取価格は商品状態やタイミングなど様々な要因によって変動します。

McIntosh(マッキントッシュ) ステレオパワーアンプ MC2255

 

上杉研究所 モノラル真空管パワーアンプ U・BROS-17の買取

買取金額:170000円
状態:B(一般的な中古品)
重量:約22kg(1個)
※買取価格は商品状態やタイミングなど様々な要因によって変動します。

上杉研究所 モノラル真空管パワーアンプ U・BROS-17

 

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買取不成立でもキャンセル料、査定料は頂きませんので、ご安心下さい。

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