オーボエの高価買取

オーボエはクラシック音楽や吹奏楽において重要な楽器の一つです。プロの演奏家は高品質のオーボエを求める傾向があり、海外メーカーの高級モデルや国内外の職人が手掛けるカスタムメイドのオーボエが人気です。

一方で、学校の吹奏楽部やオーケストラでの使用も多く、中高生からの需要も高い楽器です。独特の音色を持ち、ソロパートやメロディーラインを担当することが多いため、その技術を習得したいと考える学生は多いです。

オーボエの主要メーカー

高級なイメージの強いオーボエですが、近年は技術の向上により初心者でも扱いやすいモデルが増えました。オンラインレッスンや動画チュートリアルの普及もあり、多忙の一般人や若い世代にもオーボエの魅力が広まりつつあります。

マリゴ (Marigaux)

マリゴはフランスの著名なオーボエメーカーで、1956年に設立されました。高品質で豊かな音色を持つ楽器を提供しており、プロの演奏家に広く支持されています。特にモデル901や2001が人気で、精密な作りと安定した音程が特徴です。オーボエの他に、コーラングレやオーボエ・ダモーレも製造しています。

リグータ (Rigoutat)

リグータは1922年にフランスで設立されたオーボエメーカーです。革新的な設計と伝統的な職人技が融合した楽器作りで知られています。代表的なモデルには、EvolutionやExpressionがあり、プロとアマチュアの両方に人気です。各楽器はカスタムオーダーも可能で、演奏者のニーズに合わせた製品が提供されます。

ロレー (Loree)

ロレーはフランスの歴史あるオーボエメーカーで、1881年に設立されました。高い品質と伝統的な音色が特徴で、世界中のオーケストラの奏者から信頼されています。特にRoyalやAKシリーズが有名で、精密な調整と豊かな音響特性を持っています。ロレーはコーラングレやバスオーボエも製造しています。

オーボエを高価買取してもらうために～査定基準は？

オーボエは楽器の状態、メーカー、モデル、付属品など、様々な要素によって査定が変わります。高額買取を目指すためには、これらの要素を把握し、適切な準備を行って査定を受けましょう。

1. 楽器の状態

外観･･･キズ、汚れ、変色、メッキの剥がれなど、外観の美しさは重要な評価ポイントとなります。使用後は、楽器の表面をポリッシングクロスで軽く拭きましょう。また、管体内面に水分が残っているとひび割れを起こす原因になるため、クリーニングスワブで水分を拭き取ります。

タンポ･･･タンポはオーボエのトーンホールを塞ぐ大事な役割を持つ部品です。タンポの表面には薄い皮がはってあり、とてもデリケートな部分です。演奏後はクリーニングペーパーで水分を取り、楽器をクロスで拭くときは担保の側面を強くこすらないように注意してください。

キー･･･キーは指紋や汚れがつきやすい部分です。ポリシングクロスで汚れを拭き取りましょう。また、月に一度はキイオイルを注入しておくとスムーズな動きを維持できます。

2. メーカー・モデル

マリゴ、ロレー、ヤマハなどの有名メーカーのモデルは、一般的に高値がつきやすい傾向があります。また、限定モデルや古いモデルなどは希少価値が高く、高額買取が期待できます。

3. 付属品

オーボエは本体のみで買取できる場合もありますが、付属品が揃っているとより高い買取金額が期待できます。以下の付属品は査定に出す前になるべく揃えておくようにしましょう。

・メーカーオリジナルのハードケース
・保証書
・クリーニング/メンテナンス用品