ディスプレイの高価買取

ディスプレイはパソコンに接続して画面や動画を出力する装置を指し、モニターと呼ばれることもあります。昨今はノートパソコンのようにキーボードや本体とディスプレイが一体となったパソコンも多いです。一方で、パソコン本体とディスプレイが別々に構成されているデスクトップ型のパソコン人気も未だ根強く残っています。

ディスプレイは映像を出力させる目的で使われますが、多くのものは音声出力機能も備えています。そのためパソコンの業務使用目的のみならず、自宅で映像作品を楽しむ目的でディスプレイを購入するニーズもあるのです。

以下では、ディスプレイを選ぶポイントについて紹介します。

◆画面の横・縦の比率

はじめにディスプレイの画面タイプについて確認していきましょう。昨今、多くのディスプレイは16：9のワイド型です。これは多くのノートパソコンと同じ比率になります。そのためノートパソコンの画面をそのまま拡張する形でディスプレイに映像を出力でき便利です。

ディスプレイ画面の横・縦の比率としては、5：4、21：9などもあります。5：4の画面比率をもつディスプレイはコンパクトで狭いスペースでも使いやすいためサブディスプレイに向いています。21：9の比率をもつディスプレイは横幅が広く、1つのディスプレイで広い作業スペースを確保できる点が特徴です。

ワイドタイプ（16：9）
ウルトラワイドタイプ（21：9）
スクエアタイプ（5：4）

◆液晶パネル
ディスプレイは液晶パネルにもいくつかの種類があり、反応速度に長けたタイプや視野角、色彩表現にたけたタイプなど用途に合ったパネルが選ばれています。

IPSパネル
最も一般的なパネルで、視野角と色彩表現のバランスに優れたタイプです。

TNパネル
反応速度が速く、ゲームをするときに向いているパネルです。その反面、他のパネルに比べて視野角が狭いのがデメリット。

VAパネル
バックライト光を通さないため、黒の表現に優れたタイプです。コントラスト比が高く暗い映像の映画などを視聴するときには引き締まった映像を表現します。

◆光沢および非光沢

ディスプレイは画面が光沢仕様か非光沢仕様かでも使い方に差が出ます。光沢（グレア）仕様のものは、画面のコントラストが高く、画像や映像が美しく見える特徴を持っています。

一方で非光沢（ノングレア）仕様のものは、画面に対する外部からの映り込みが少なく、明るい場所でも見やすいという特徴を持っています。そのため画像の美しさを求めない作業に向く種類です。

◆解像度

ディスプレイを選ぶ場合は解像度にも注目しましょう。以下は現在主流の解像度であり、数字が大きくなるほど画像を精緻に表示できるようになります。

ハイビジョン（HD）：1,280×720
フルハイビジョン（フルHD）：1,920×1,080
ウルトラクアッドハイビジョン：（WQHD）：2,560×1,440
４K：3,840×1,600

ディスプレイの用途に合わせて適切な解像度を選びましょう。

◆応答速度

応答速度は画面に投影された色が変化するまでの時間を指す概念です。そして、応答速度が遅いほど画面に残像が残りやすくなってしまいます。そのためディスプレイをゲームや映像出力に利用する場合は、応答速度が速いものを選んだ方が満足度が高いと言われています。応答速度は「ms」の単位で示され、数字が低いほど速度が速いことを示します。

◆入力端子

ディスプレイはパソコンやゲーム機本体などと接続して利用する場合が多いです。そのため適切な入力端子を備えているか否かもよく検討しましょう。入力端子に不足がある場合は、端子を変換するケーブルを購入することも可能です。

◆ディスプレイを査定してみよう

このようにディスプレイには様々な種類があり、用途によって求められる機能が異なります。ディスプレイは中古市場でも活発に取引されているため、ご自宅に使わないものがある場合は一度査定を試してみてください。