スタッフコラム
Staff column
2023.8.7
琴は高く売れる?買取査定のポイントとは
カテゴリー:売り方・買取のコツ
実家の整理などで使われなくなった琴が出てきたら、どうやって処分すればいいのかわからなくて困ってしまいます。
以前は家族が琴をたしなんでいたけど使う人がいなくなった場合や、遺品整理や生前整理でお琴を処分したい場合など、安易に処分してしまっていい物なのか、価値のある物かもしれない、かと言って場所を取るので置いておけない…と悩んでしまうかもしれません。
お琴は物によっては高値で買取できるものもあります。処分を考える前に買取を検討してみてください。今回は琴の処分を考えている方に、選択肢の一つとして「琴の買取り」を解説します。
お琴は買取りできるの?
そもそもお琴はどんなものでも買取できるのでしょうか?
結果から言うと「買取は可能」です。しかし、いくつかの査定基準があります。
お琴には弦の数や部品の違い、あるいは装飾の違いなどさまざまな種類があります。自分が持っている琴が査定基準に当てはまっているかどうか確認してみましょう。
買豊堂でお琴を高く売るには
琴は比較的新しいものの需要が高く、リサイクルショップ買豊堂では新しく、演奏会用またはプロの奏者が使用するお琴が買取の期待がもてます。
種類、材質、装飾、細工等で見分けることが可能ですので、詳しく解説しましょう。
①弦の数は「十七絃」か「十三弦」か
お琴には弦の数が13弦と17弦の2種類があります。基本的にプロの方や演奏に多く使われている17弦のお琴の方が取引数が多く高値で買取される傾向にあります。
②麻型彫り、子持ち綾杉彫り、綾杉彫り、すだれ彫りなど細かく複雑な彫りは買取に期待
お琴の価値を決める重要な基準は音ですが、美しい彫りが施されたものはその見た目でも鑑定されることがあります。
買取が期待できる彫りの種類は「麻型彫り」「子持ち綾杉彫り」「綾杉彫り」「すだれ彫り」などがあります。より細かくより複雑であると高価なものと覚えておくといいでしょう。
裏穴と呼ばれる琴の裏面にある穴から覗くと確認することができ、彫りを施すことで見た目だけではなく音の反響を複雑にする効果もあります。
③「くり甲」と「並甲」つくりの違い
琴の弦が張られている面の板を甲と言い、「くり甲」と「並甲」とは、甲と裏面をつなぎ合わせるつくりの違いのことです。
磯(琴の側面)を見ると違いが分かりやすく、くり甲は表甲と裏板を45度の角度の切り込みをつけた上で張り合わせているため、その境目が見えないつくりになっています。一方、並甲は磯に貼り合わせた境目がはっきりと見えています。
くり甲の方が外見上だけでなく材料も含めて質が高い作りになっていて演奏会用や上級者用であることがわかり、くり甲は重量な査定基準のひとつです。
④高価な材質は買取に期待
琴は木材の他にも様々な素材を用いて作られています。胴の素材や木目の流れの美しさなど木材の品質はもちろんですが、中には高価な材質を用いて作られた琴もあります。
査定の際には、猫足や琴柱がどういった素材で装飾や細工がなされているのかを確認します。花梨材、紫檀材、紅木材、などは査定ポイントと言えるでしょう。
⑤猫足、琴柱、琴爪、調律用ハンドル ケース、保証書の有無
琴は様々な部品が組み合わって一つの楽器として成り立っています。猫足、琴柱、 琴爪、調律用ハンドル ケース、がそろっていることは買取の必須条件です。
これらの付属品に、高級素材が使われている琴であれば高価買取が期待できます。また、この素材が本物である証明として保証書も必要な付属品です。
⑥糸の弛み・木の状態・裏板の割れなどのコンディション
保管状態やメンテナンスの有無によって琴そのもののコンディションは大きく変わることも重要な点です。琴は木材で作られているため、湿気によってカビが生えたり乾燥などが原因で裏板が壊れて破損することも。糸の弛み、木の状態が悪い、裏板の割れ、などがみられる場合は買取も難しくなってしまいます。
買豊堂では琴、着物、骨とう品を買い取ります
買豊堂はお家一軒丸ごとの買取査定に対応しております。ご実家の整理、遺品整理、生前整理などで整理したいものに琴がある、家族がたしなんでいた、という方は処分を考える前にぜひ買取をご検討ください!
琴の他にこれまで使用していた着物やご両親がコレクションとして収集していた骨董品なども喜んで査定させていただきます。着物や骨董品などは高価格での買取りの可能性がございます。大島紬などの高級織物、有名作家の掛け軸などを熟練の鑑定士が一つひとつ丁寧に査定いたしますので思いがけず高価買取になるということも。
お片付けの悩みなどもございましたら遺品整理のご依頼件数関西No.1のA-LIFEグループが誠心誠意お手伝いをさせていただきます。買取とお住まいの整理のことなら、買豊堂へお気軽にお問い合わせください。