スタッフコラム
Staff column
2024.8.23
エレキギターが高額査定される特徴は？人気・有名ブランドの買取相場を紹介
「古いギターでも売れるの？」
「傷や汚れがあるけど、買取してもらえるの？」
「どの買取業者を選べば良いのか分からない」
そう思って、家に眠っているギターを売ることに躊躇している人もいるのではないでしょうか。
ギターは数ある楽器の中でも特にメジャーで手軽に始めやすい楽器です。そのため、中古ギターには幅広い需要があり、想像以上に高く売れる可能性があります。
そこで今回は、高く売れるエレキギターの特徴や人気のブランドを紹介します。
高額査定になるエレキギターの特徴は？
エレキギターの買取価格には、主に次の3点が大きく関係してきます。
ブランド（メーカー）・モデル
エレキギターの買取価格は、ブランド（メーカー）・モデルによって決まります。特に人気が高く有名なヤマハ、ギブソン、フェンダー等のブランドは多少状態が悪くても高額で買取が期待できるでしょう。
さらにモデルにおいては、プロミュージシャンが愛用するモデルや、限定生産モデル、有名ミュージシャンの名前を冠したシグネチャーモデル、次に紹介する年代物の名機といったものが高額買取されています。
主に、そのモデルの「知名度」「流通数」「希少性」「性能」が、買取価格に大きく影響していますね！
年代
ギターは他の物品とは違い、一概に「古くなる＝価値が下がる」と言い切れません。
特に、一般に普及し始めた1950年代～1970年代の古いエレキギターは、その年代のギター特有の音色と、現在の音楽シーンでも活躍できる性能をあわせ持っています。
また、年代が古くなればなるほど、状態の良いギターの数は少なくなり、希少性が高くなります。
いわゆる「ヴィンテージギター」は、驚くような買取価格が付くことも珍しくはありません。
ヴィンテージギターは、今では規制されてしまった良い木材を使って作られたものも多いです。また、塗装の色落ち具合や外観は一つとして同じものがない独特の風合いを出していてかっこいいです！
状態
ギターの「状態」も買取価格を左右する重要な要因です。
ギターを購入するユーザーは、ほとんどの場合ギターを演奏するために購入します。状態の悪いギターでは演奏が難しくなり、どんなに有名ブランドでも買取価格は下がってしまいます。
そのため、エレキギターの状態が高額買取の重要な条件の一つと言えます。
高額買取が期待できるエレキギターメーカーは？
先述のとおりエレキギターは、メーカー（ブランド）が買取価格を大きく左右します。ここでは、高額買取が期待できる人気のメーカーを紹介します。
YAMAHA（ヤマハ）
ヤマハは、ピアノからギターまで、幅広い楽器を製造する日本の老舗メーカーです。特にエレキギターは、1966年の「SG」シリーズ発売以来、長年にわたって高い人気を誇っています。その信頼性から、中古市場でも高値で取引されることが多く、高額買取も期待できるでしょう。
ヤマハのギターは、初心者向けの入門モデルからプロ仕様のハイエンドモデルまで、非常に幅広いラインナップがあります。例えば、初心者向けの入門モデルは比較的安価な一方、プロミュージシャンが愛用するような高級モデルは、非常に高値で取引されることがあります。
ギブソン（Gibson）
1902年にアメリカで設立された世界で最も有名なエレキギターメーカーのひとつです。ひょうたんのように丸みを帯びた「レスポール」はエレキギターの標準となっており、これまで数多くのアーティストに愛されてきました。
レスポール以外にも「フライングV」「エクスプローラー」等個性的なモデルが揃っており、いずれも高額で取引されています。
フェンダー（Fender）
1945年にギブソンと同じくアメリカで設立されたエレキギターのメーカーです。「ストラトキャスター（ストラト）」や「テレキャスター（テレキャス）」はギブソンのレスポールと肩を並べるほど著名なモデルであり、エレキギターといえばフェンダーのシルエットを思い浮かべる方も多いでしょう。
「フェンダーUSA」「フェンダーMexico」「フェンダーJapan」等複数のブランドがあり、特に「フェンダーUSA」は高値で取引されています。
ポール・リード・スミス（PRS）
ポール・リード・スミス（PRS）は、1985年にアメリカで設立された比較的新しいエレキギターメーカーです。革新的なデザインと高い演奏性を追求しており、多くのミュージシャンから支持されています。
PRSの代表的なモデルとしては、「Custom 24」や「Hollowbody II」などが挙げられます。
ジャパンヴィンテージ（Japan Vintage）
エレキギターといえば、アメリカのギブソンやフェンダーといったブランドが有名ですが、実は日本のエレキギターも長い歴史と高い品質を誇っています。
特に、70年代から80年代にかけて製造された日本のエレキギターの一部は、「ジャパンヴィンテージ」と呼ばれ、近年その価値が見直されています。これらのギターは、海外の有名ブランドのモデルを参考にしながらも、日本の職人の技術によって丁寧に作られており、低価格ながら高い演奏性と独特のサウンドが魅力です。
例えば、ギブソン製レスポールを模倣した「Greco（グレコ）」や、フェンダー社のストラトを参考にした「Fernandes（フェルナンデス）」が代表的です。
エレキギターの買取相場は？
ここまでエレキギターの査定に影響する「メーカー（ブランド）・モデル」や「年代」「状態」について解説してきました。では、実際のところエレキギターはいくらで買取されているのでしょうか。
買取事例の一部を紹介します。
GIBSON ギブソンUSA レスポール クラシック 1960
買取金額：120,000円
商品状態：一般的な中古品
60年代初期のレスポール・モデルの意匠をベースに、アップグレードされたモデルを買取させていただきました。
Fender（フェンダー）テレキャスター
買取金額：70,000円
商品状態：一般的な中古品
エレキギターの代表的なモデル。使用感はあるものの大きなダメージはない状態で買取させていただきました。
Ibanez（アイバニーズ） JP20ジョーパスモデル
買取金額：57,000円
商品状態：一般的な中古品
アメリカのジャズギタリスト、ジョー・パスのシグネチャーシリーズのフルアコを買取させていただきました。
その他にも、以下のエレキギターを高価買取しています！
| メーカー名 | 型番（種類） | 買取価格 |
| フェンダー | ST57 | ～40000円 |
| フェンダーUSA | ストラトキャスター
New American Vintage Series |
～70000円 |
| ギブソン | レスポール 50s Standard | ～150000円 |
| ジャパンヴィンテージ | ヤマハ・SG-2000DP（1981年製造） | ～150000円 |
| ジャパンヴィンテージ | カワイ・Moonsault（1979年製造） | ～100000円 |
高額査定につなげよう！エレキギターを高く売ってもらうポイント
エレキギターを買い取ってもらうからには高く売りたい！と考える方は多いでしょう。高額買取を狙うには、いくつかのポイントを押さえておくことで、可能性がグッとあがります。
ここからは、エレキギターを高く売るためのポイントを4つ紹介します。
柔らかい布で乾拭きしておく
エレキギターのボディ部分は細かな傷がつきやすいため、雑巾やティッシュではなく専用のクロスで乾拭きするのがおすすめです。楽器店に行くとギター専用のクリーニングクロスが販売されており、メガネ拭きのような柔らかい素材でできているため、ギターを傷める心配もありません。
普段のメンテナンスとしては、汗や汚れをクロスで拭き取る程度で十分ですが、美しいツヤを維持したい場合には専用のポリッシュを使うと効果的です。
ギターに付着した汗や汚れをそのままにしてしまうと、ピックアップやピックガード等の細かい隙間に入り込み、接触不良を起こすことがあります。そのため、演奏後は最低でもクロスで乾拭きしておくといいでしょう。
ケースや付属品を揃える
ギターのケースや付属品を揃えて買取に出すことで、高額買取を狙うことができます。楽器買取店が再販する際に売れやすくなり、リスクを軽減することができるためです。
また、保証書がある場合は、記載されている保証期間内に買取査定に出すと、価格が大幅にアップするケースもあります。エレキギターを売却する際には、付属品も一緒に持ち込むようにしましょう。
エフェクターや複数のギターをまとめて査定に出す
査定に出す前に使わないアンプやエフェクター、ギターがその他にもある場合には、まとめて売ることをおすすめします。
長く使用していないギターはホコリや保管状態から音の具合も変わってしまうことが多くあります。利用しないと判断した場合には、すぐに査定に出せるようにしておきましょう。
まとめて査定に出すことで、本来は高値が望めないモデルもプラス査定される可能性もあります。
複数の業者に査定を依頼する
買取価格は、買取業者によって幅があり、異なります。そのため、あらかじめ複数の業者に査定を依頼する「相見積もり」をすることをおすすめします。
買取価格の相場の詳細を知りたい場合は、電話やメールでメーカーやモデル、型番や状態、写真等を伝えておくと、その店舗の基準での査定をしてくれます。複数の見積もりがあることで、どこが高く買い取ってくれるのかわかります。
ギターの知識がなくても、誰にでも簡単にできる方法ですので、活用してみて下さい。
エレキギター買取のよくある質問
買取査定のお問い合わせでよくいただく質問を紹介します。
ギターの状態が悪いけど買取してもらえますか？
はい、状態が悪いギターでも買取可能な場合があります。どんな状態でも、まずはお気軽にご相談ください。
付属品は必要ですか？
ケースや保証書など、付属品がある場合は、査定額アップにつながる可能性があります。もちろん、付属品が無い場合でも丁寧に査定させていただきます。
エレキギターの買取強化中！ぜひ買豊堂にお任せ下さい
ギターを所有する多くの方が「長年使ってきた」という愛着や大切にしたい思いをお持ちでいらっしゃいます。査定額を聞いてからでも買取を断っていただけますので、ぜひお持ちのギターの価値を知ってギターを手放すかどうかの判断材料にしてください。
買豊堂では、長年の経験を持つ査定士が、お客様のギターを丁寧に査定いたします。
- 無料査定: お見積もりは無料です。お気軽にご相談ください。
- 出張買取: ご自宅までお伺いし、買取いたします。（対応エリア：大阪・京都・奈良）
- 高価買取: 豊富な知識と経験で、お客様のギターの価値を最大限に引き出します。
お客様のご負担は一切ございませんので、どんな楽器でも、どんな状態でもまずはお気軽にご相談下さい。
ご自宅に眠っているギターがございましたら、ぜひ買豊堂が査定させていただきます！
まとめ
エレキギターはメーカーや状態、製作された年代によっては高く買い取ってもらえる可能性があります。査定に出すときに大事なことは次の3つです。
- 柔らかい布で掃除する
- ケース、付属品をそろえる
- 複数業者に査定を依頼する
また、エフェクターや他のギターがあればまとめて査定に出すと査定額がアップするケースもあります。
あなたのエレキギター、もしかしたら思わぬ高値で売れるかもしれません。ぜひ、買豊堂の無料査定をご利用ください。
