スタッフコラム
Staff column
2024.8.22
古いアコースティックギターも買取できる?買取相場と高価買取のポイントを解説
古いギター、実は高く売れるって知っていました?
「このギター、もう使わないしなぁ…」
「古いし売ってもたいした金額にはならないだろう…」
そう思って眠らせているギターはありませんか?実は、古いギターの中には、思わぬ高値で取引されるものもたくさんあるんです。
この記事では、古いアコースティックギターの買取について、初心者の方にも分かりやすく解説します。
ギターの種類って?
ギターには、大きく分けてアコースティックギター、クラシックギター、エレキギターの3種類があります。
- アコースティックギター: 生音が楽しめるギターです。
- クラシックギター: ナイロン弦を使用し、クラシック音楽に使われることが多いギターです。
- エレキギター: 電気信号を増幅して音を出すギターです。
今回は、アコースティックギターに焦点を当てて解説していきます。
古いギターの価値を決めるポイント
古いアコースティックギターは長期間にわたる使用や保管状態によって劣化していることも多くあります。そんなギターを買取業者が査定するとき、どこを見ているのでしょうか?
パーツの欠品がないか
アコースティックギターは単純な作りのようで、実は何種類ものパーツから成り立っています。1つでも欠品があると演奏に支障をきたし、本来の音色を発揮できません。
全体に割れやヒビがないか
木材を主な材料にしているアコースティックギターは、ボディに深い傷や割れがあると修復が困難です。そのため、買取不可となる可能性が高くなってしまいます。
ボディの膨らみやへこみがないか
ボディが膨らんだり凹んだりする症状は、湿度と弦の張力によって起こると言われます。サウンドホールとブリッジの間や、ブリッジより下に発生することが多いです。
長期間使用しないギターは弦を緩めておきましょう。
ネックの反りがないか
長期間保管したギターに多いのが、ネックの反りです。ネックが反っていると、演奏性が悪くなり、買取価格が下がります。わずかな反りは調整できますが、大きく反ってしまうと修理に1万円前後の費用がかかったり修復困難になったりして買取が難しくなることがあります。
フレット・ナットの減り
フレットがすり減っていると、弦を押さえにくくなり、買取価格が下がります。症状が酷くなるとフレットの交換に5万円前後のリペア工費がかかることも。
また、弦が錆び付いたまま使い続けていると、フレットの一部にだけヤスリをかけているのと同じ状態で、極端に減る原因になります。同様にナットも摩耗してしまいます。
ペグの状態
長く使い続けたアコースティックギターのペグは、摩耗によってすぐに緩んだり、汚れやホコリが詰まって固着したりすることがあります。
最重要ポイントはメーカーとモデル
アコースティックギターの買取査定でで最も重要視されるのは「メーカー」と「モデル」です。ギブソン、マーチン、ヤマハなどの有名なメーカーのギターは、高額で買取されることが多いです。また、ヴィンテージモデルや限定モデルには、プレミアがつき、高値で売れる可能性があります。
高い査定額が期待できるアコースティックギターメーカー
アコースティックギターの買取査定で最も重要なポイントは「メーカー」と「モデル」です。この2つによって、買取価格は大幅に変わってきます。
ここでは、高い査定額が期待できるギターメーカーを4つ紹介します。
ギブソン(Gibson)
100年以上の歴史を持ち、世界中のミュージシャンや音楽愛好家に愛されてきたギターメーカーです。
ギブソン製エレキギターの代表的モデルである「レスポール」やその後継に当たる「SG」は人気が高くなっています。
アコースティックギターでは、多くのプロミュージシャンが愛用している「J-45」や、ボブ・ディランが愛用していることで有名なジャンボ・ボディの「SJ-200」等があります。
フェンダー(FENDER)
1946年創業のメーカーです。ロックだけではなくカントリー&ウェスタン、ジャズ、R&B等幅広いジャンルの音楽シーンを彩ってきました。
フェンダーの代表的なモデルである「ストラトキャスター(ストラト)」「テレキャスター(テレキャス)」にはファンが多く、エレキギターが有名ですが、その知名度と人気はアコースティックギターにおいても劣りません。
エレキギターとアコースティックギターの良さを取り入れたアコスタソニックシリーズも有名です。アコスタソニックは、一般的なエレキギターのように薄く小ぶりなボディサイズでありながら、エレキギターとアコースティックギターのサウンド両方が楽しめるオールインワンギターとして注目されています。
マーティン(Martin)
アコースティックギターの老舗で、業界でも「アコースティックギターの標準」と呼ばれるほど評価の高いブランドです。
マーチンギターの中で最も人気なシリーズとなっている「Standard Series」からヴィンテージ・マーティンの再現を試みた意欲作の「Authentic」、「公爵」の名を持つ最高グレード「Marquis」、エリック・クラプトンのシグネチャーモデル「Eric Clapton Signature」等、種類は多彩です。
ヤマハ(YAMAHA)
日本初のギターブランドとして、高い人気を誇っています。長い歴史を持つブランドであり、90年代以前の製品は「ジャパンヴィンテージ」と呼ばれるほど。
モデルも展開が広く、音の響きや見た目の美しさ、演奏のしやすさが幅広いプレーヤーから指示されています。
アコースティックギターの買取相場は?
古いアコースティックギターでも状態やモデルによっては高く買取できることを紹介してきました。ここでは、アコースティックギターの買取事例を一部紹介いたします。
マーチン(Martin) D-35
商品状態:ジャンク品
買取金額:73,000円
1966年に登場したマーチンのD-35。ブリッジの剥がれがありジャンク品買取となりました。
K.ヤイリ(K.YAIRI) YW-1000
商品状態:一般的な中古品
買取金額:60,000円
1975年製のK.ヤイリYW-1000です。フレットの減りはありましたが、全体的には使用に耐える状態で買取させていただきました。
ヤマハ(YAMAHA)FG-450
商品状態:一般的な中古品
買取金額:15,000円
日本国産初のアコースティックギターのFGシリーズを買取させていただきました。
その他、買豊堂では以下のメーカーモデルを高価買取しています!
メーカー名 | 型番 | 買取金額 |
ギブソン | B-25 | ~200000円 |
ギブソン | 1958J-200 | ~280000円 |
マーチン | 000-42 | ~350000円 |
マーチン | CTM000-28 | ~180000円 |
ヤマハ | LA-38J | ~120000円 |
※買取金額は商品状態や買取時期などで変動します。
アコースティックギター買取の良くある質問
買取査定のお問い合わせでよくいただく質問を紹介します。
ギターの状態が悪いけど買取してもらえますか?
はい、状態が悪いギターでも買取可能な場合があります。どんな状態でも、まずはお気軽にご相談ください。
付属品は必要ですか?
ケースや保証書など、付属品がある場合は、査定額アップにつながる可能性があります。もちろん、付属品が無い場合でも丁寧に査定させていただきます。
楽器買取なら買豊堂にお任せ下さい!
ヴィンテージ品から最新のギターまで買取いたします
買豊堂では、長年の経験を持つ査定士が、お客様のギターを丁寧に査定いたします。
- 無料査定: お見積もりは無料です。お気軽にご相談ください。
- 出張買取: ご自宅までお伺いし、買取いたします。(対応エリア:大阪・京都・奈良)
- 高価買取: 豊富な知識と経験で、お客様のギターの価値を最大限に引き出します。
お客様のご負担は一切ございませんので、どんな楽器でも、どんな状態でもまずはお気軽にご相談下さい。
ご自宅に眠っているギターがございましたら、ぜひ買豊堂が査定させていただきます!
選べる3つの買取方法
買豊堂では、出張買取のほかにも買取方法は3種類に対応しています。
様々な買取方法でお客様に合った買取サービスをご提供いたします!
まとめ
古いアコースティックギターも、状態やメーカー、モデルによっては高額で買取できる可能性があります。あなたが持っている古いアコースティックギターは、実は宝ものかも?
買豊堂では、お客様のギターを丁寧に査定し、納得のいく価格で買取いたします。 もし、使わなくなった古いギターがある場合は、一度専門の買取業者に査定してもらうことをおすすめします。