スタッフコラム
Staff column
2025.1.7
ウクレレの買取需要はある?買取相場も紹介
「ウクレレ」はハワイ発祥の弦楽器で、小さく軽いので持ち運びが楽な上、初心者でも気軽に始められる楽器として人気があります。
また、流行しているモデルや人気メーカーのウクレレは中古でも高値で取引されているため、上手に買取依頼をすることで高額買取のチャンスも狙えます。
この記事では、ウクレレの買取需要や買取相場について、詳しくご紹介いたします。
- ウクレレの買取需要はあるの?
- どんなウクレレが売れる?
- ウクレレを高く売るコツが知りたい!
目次
- ウクレレはどんな楽器?中古需要はあるの?
- ウクレレの種類
- ソプラノウクレレ
- コンサートウクレレ
- テナーウクレレ
- バリトンウクレレ
- ボディーの種類
- ウクレレの人気メーカーと買取相場を紹介
- KAMAKA (カマカ)
- KOALOHA (コアロハ)
- Martin (マーチン)
- famous (フェイマス)
- ウクレレを高く売る3つのポイント
- 楽器をキレイにしておく
- 付属品を揃えておく
- 複数の買取店に査定してもらう
- 大阪・京都・奈良へ出張無料!使わなくなったウクレレは楽器の買取が豊富な「かいほうどう」へ!
- まとめ
- 【Q&A】ウクレレの買取に関するよくある質問
- ウクレレの買取価格はどのようにして決まりますか?
- 壊れたウクレレでも買取してもらえますか?
- ウクレレの付属品も一緒に買取してもらえますか?
ウクレレはどんな楽器?中古需要はあるの?
ウクレレはハワイ等で使われているイメージの強い楽器ですが、元々はポルトガルの移民から持ち込まれた「ブラギーニャ」と呼ばれている楽器が起源です。19世紀後半にハワイへやってきたポルトガル人の職人が、ハワイの木材「コア」を用いた「ブラギーニャ」を作ったことがウクレレの始まりと言われています。
そんなウクレレは、ギターやベース、バイオリンなどほかの弦楽器と比べてマイナーな楽器のイメージがありますが、社会人になってから、または年齢を重ねてから趣味として演奏を始める人も少なくありません。楽器店では比較的手に取りやすい値段のウクレレから販売されています。
ギターより小さく弦は4本。簡単なコードや単音でも柔らかく味のある音が鳴り、楽器初心者にも敷居が低い楽器です。手の小さな女性が趣味の楽器として始めたり、子どもがギターの代わりに始めたりすることもあります。初心者でも始めやすいことや、癒しのある素朴な音が人気です。
そんなウクレレを売りたい・買いたいニーズは2016年から2023年の間で若干下降傾向であるものの、売却される平均金額は上昇しています。
これは、高額なモデルの中古の需要が増えていると考えられます。
ウクレレの種類
ウクレレには、大きく分けて「ソプラノ」「テナー」「コンサート」「バリトン」と4種類のサイズがあり、それぞれ奏でる音域が異なります。
ソプラノウクレレ
最も一般的なサイズで、ウクレレの中でも小型です。全長約53cm前後で、軽快で明るい音色が特徴です。初心者にもおすすめです。
コンサートウクレレ
ソプラノより少し大きめで、全長約58cm前後。音域が少し広く、音質にも深みが増します。指板が広いため、手が大きい人は小ぶりなソプラノより弾きやすいとコンサートサイズを好む人も多いです。
テナーウクレレ
全長約66cm前後で、さらに大きなサイズです。深みのある音色と迫力が特徴で、ソロ演奏に適しています。近年、プロウクレレ奏者にも好まれているサイズです。
バリトンウクレレ
全長約76cm前後で、最も大きいサイズです。サイズ感も音質もギターに近く、ウクレレアンサンブルなどで低音域を担当します。
ボディーの種類
ウクレレは、ボディー形状が異なるひょうたん型(スタンダード型)とパイナップル型があります。
ひょうたん型(スタンダード型)
伝統的なウクレレの形で、ギターのようにウエスト部分がくびれた「ひょうたん」型をしています。くびれによって音の響きが若干抑えられるため、比較的シャープで明確な音が出ます。ソロやリズムを強調した演奏に向いています。
パイナップル型
名前の通り、くびれがなく丸みを帯びたパイナップルに似た形状です。くびれがないため内部の共鳴が豊かになり、柔らかく、暖かみのある音色が特徴で、歌の伴奏やゆったりした演奏に向いています。また、ユニークなデザインも人気があります。
ウクレレの人気メーカーと買取相場を紹介
ウクレレはメーカーによって買取相場が異なります。ここからは、具体的なメーカーをご紹介しながら、それぞれの買取相場についてご紹介いたします。
KAMAKA (カマカ)
1916年にハワイで誕生した楽器メーカーです。ハワイで最も古い歴史を持つウクレレメーカーとして知られ、ジョージ・ハリスンやエディ・ヴェダー等世界的なミュージシャンが同メーカーの楽器を愛用しています。
数多くのモデルをリリースしていますが、全てハワイにある工場においてハンドメイドされています。アメリカはもちろん、日本でも高い人気を誇るメーカーで、近年のウクレレブームにより入手困難になったことから、中古市場でも高値で取引されています。
ウクレレのモデル | 買取価格 |
---|---|
KAMAKA テナーウクレレ | ~¥58,000 |
KAMAKA HF-2 100周年記念限定モデル | ~¥70,000 |
KAMAKA コンサートウクレレ | ~¥50,000 |
KAMAKA コンサートウクレレ MAR-7 2000 | ~¥58,500 |
KAMAKA ゴールドラベル パイナップルウクレレ | ~¥20,000 |
KOALOHA (コアロハ)
KOALOHAはKAMAKAと同じくハワイで誕生したウクレレメーカーです。1995年創業という比較的新しいメーカーですが、世界各国で愛用者がいる人気のメーカーとして知られています。職人が1つずつハンドメイドしており、丁寧な仕上がりが魅力的なポイントとなっています。
素材にはハワイ産のコア材が使用され、明るく心地良い響きが特徴的です。サウンドホールとヘッドの形状が特徴的で、KOALOHAの代名詞にもなっています。KAMAKAに次ぐ人気メーカーのため、日本国内の中古市場でも高値で取引されています。
ウクレレのモデル | 買取価格 |
---|---|
KOALOHA ソプラノロングネック KSM-02 Standard Ex | ~¥20,000 |
KOALOHA コンサートウクレレ パイナップル型 | ~¥50,000 |
KOALOHA ソプラノロングウクレレ | ~¥35,000 |
KOALOHA コンサートウクレレ KCM-10 | ~¥30,000 |
KOALOHA テナーウクレレ | ~¥40,000 |
Martin (マーチン)
1833年に誕生した楽器メーカーです。ウクレレ以外にもギターやマンドリン等、様々な弦楽器をリリースしており、アコースティックギターにおいてはトップブランドとして高い知名度を誇ります。
元々はギターの製法をウクレレにも採用していましたが「音がウクレレらしくない」と評価されてしまい、様々な試行錯誤を繰り返して今に至ります。基本的に高品質なモデルが多いため、中古市場で高額買取されることも珍しくありません。
ウクレレのモデル | 買取価格 |
---|---|
Martin テナーウクレレ 1T IZ TenorIsrael IZ Kamakawiwo’ole | ~¥80,000 |
Martin テナーウクレレ T1K Uke | ~¥35,000 |
Martin ukulele Style2 ASK Martin style3M | ~¥50,000 |
Martin テナーウクレレ T1K Uke | ~¥20,000 |
famous (フェイマス)
famousは、東京浅草の老舗「キワヤ商会」が製造する国産ウクレレのブランドです。1955年に製造を開始し、入門者向けの価格を抑えた人気シリーズとして知られています。
famousのウクレレは「弾きやすさ」と「音色へのこだわり」が特徴です。ネックの太さや丸み、ボディのラウンド加工、弦高等、初心者でも心地良く演奏できるようセットアップされています。また、モデルごとに芯材が異なるため、材による音色の違いも楽しめます。
ウクレレのモデル | 買取価格 |
---|---|
FAMOUS FS-5G ウクレレ | ~10,000円 |
FAMOUS FS-1G ウクレレ | ~5,000円 |
FAMOUS FS-7 ウクレレ | ~6,000円 |
ウクレレを高く売る3つのポイント
せっかく「ウクレレを売ろう!」と決めたのであれば、できるだけ高額で買い取ってもらいたいと思う方がほとんどでしょう。高額買取を狙うには、いくつかのポイントがあります。
ここではそのポイントについて、わかりやすくご紹介いたします。
楽器をキレイにしておく
査定を受ける前に、ウクレレ本体をキレイにしておくのは必須です。モデルやグレード、奏でられる音等が全く同じでも、汚れているものとキレイに掃除されているものとでは、査定額に差が生じることがあります。
掃除といってもそれほど難しいことではなく、目立ったホコリがあったらきちんと拭き取り、見た目をキレイにしておくことがメインとなります。ペグの根元や指紋等、汚れが目立ちやすいところは重点的に掃除しておきます。
なお、ウクレレを拭くときに、水で濡らした布を使用するのは要注意です。木材で作られたウクレレは水気に弱いので、水拭きした場合はすぐ乾いた布で水分を拭き取るようにすると良いでしょう。他にも、ウクレレ等の木材を使用した楽器のメンテナンスに適したクリーナーも市販されています。
そのようなツールを用いると、素材や塗料を損ねることなくキレイにできるのでお勧めです。
付属品を揃えておく
購入した時となるべく同じ状態で売りに出すのが高額査定のポイントとなります。そのため、購入時に付いていたものは全て揃えて査定を受けるのがベストです。箱や専用ケース、取扱説明書、調整パーツ等が該当します。
付属品が揃っているのと揃っていないのでは、買取金額に大きな差が生じてしまうことも珍しくありません。
また、ウクレレ関連の機材やパーツで不要なものがあれば、一緒に査定を受けると高額になる可能性があります。
複数の買取店に査定してもらう
選び方のポイントは次の3つです。
- ウクレレの買取実績が多い
- 対応が良い
- 高額で買取してくれる
楽器は買取店によって査定金額がまちまちです。安く買取する業者もあれば、高値で買取る業者もあるため、できるだけ楽器の高価買取に強い業者に買い取ってもらいましょう。
高く売るためには、いくつかの楽器店で査定を受ける「相見積もり」がおすすめです。複数の楽器店で査定をしてもらえば、どのお店が高く買取りしてくれるのか判断できます。
また、買取店によって、得意とする楽器も異なります。例えば、ピアノのような鍵盤楽器を得意とする業者よりも弦楽器が得意な業者の方が高く買い取ってくれる可能性は高いです。ウクレレを売るのなら、ウクレレの専門店の他にもギター、マンドリン等様々な弦楽器を扱う業者への売却がお勧めです。
大阪・京都・奈良へ出張無料!使わなくなったウクレレは楽器の買取が豊富な「かいほうどう」へ!
買取専門店「かいほうどう」では、ウクレレをはじめとした楽器を幅広く買取しております。主に「出張」「店頭」「宅配」の3つの買取方法をご用意しており、お客様のニーズに合わせてご利用いただけます。
どの方法でも、手数料などお客様のご負担は一切ございません!いつでもお気軽にご相談下さい。
弦楽器の査定経験が豊富な査定士が、しっかりと査定し、価値に見合った買取価格をご提示いたします。
使わなくなったウクレレはぜひ「かいほうどう」へ!ブランドや状態等によっては高額買取も可能ですので、ぜひお問い合わせ下さい。
まとめ
ウクレレは多くの楽器初心者の方に愛用されており、素朴で癒し系の音を奏でられるのが特徴です。
中古ウクレレを売りたいニーズは若干加工傾向ではあるもの、高額なモデルの中古需要が増えているため、売却される平均金額は上昇傾向です。
ウクレレのメーカーは「KAMAKA」「KOALOHA」「Martin」「famous」等があり、メーカーごとの特徴を理解して売却することが大切です。
ウクレレを高く売るポイントは3つです。
- 楽器をできるだけキレイにしておく
- 付属品を揃えておく
- 複数の買取店に査定してもらう
ウクレレ専門店やギター・マンドリン等の弦楽器を主に取り扱う業者への売却がおすすめです。
【Q&A】ウクレレの買取に関するよくある質問
ウクレレやギターなどの弦楽器を買取する「かいほうどう」へいただく、よくあるご質問の一部を紹介します。
ウクレレの買取価格はどのようにして決まりますか?
壊れたウクレレでも買取してもらえますか?
かいほうどう スタッフ
壊れていても状態やモデルによっては買取可能なケースがございます。修理可能かどうかも判断して査定させていただきます。
ウクレレの付属品も一緒に買取してもらえますか?
かいほうどう スタッフ
はい、もちろんです。ケースやストラップ、チューナー、弦などの付属品があるかどうかも査定に考慮されます。付属品が揃っていれば買取価格アップにもなりますので、一緒にお売りください。
かいほうどう スタッフ
査定価格は、ブランド、モデル、状態、年式、付属品の有無などによって決まります。人気ブランドや希少なモデルは高値での買取が期待できます。