骨董品

錫(スズ)製品

「買豊堂」では錫(スズ)製品を高価買取中です。

ずっと押入れにしまってある錫(スズ)製品がありましたら是非お売りください！全国対応の宅配買取も対応できます。

錫(スズ)製品について

骨董品としての錫製品には、茶道具、酒器、花器などがあります。
その中の茶道具には茶筒や茶壺、茶托など、酒器には徳利や盃、ショットグラスなどがあります。
また花器は、細工の容易さという特長を生かした芸術性豊かなデザインや装飾されたものがあります。

錫(スズ)製品の需要とトレンド

: 錫（スズ）は錫石などに含まれている金属元素で、鉄に比べても融点が低いため、加工がしやすい金属材料として需要があります。
日本の金属加工業や製作現場でも錫（スズ）単体や合金の成分として古くから使用されており、錫（スズ）を含む合金として鉛との合金であるハンダや銅との合金である青銅がトレンドです。
錫（スズ）単体は適度な硬さがあって、錆びにくい特性があり、加工もしやすいので、近年はぐい飲みやグラスをはじめとする食器などの日用品や雑貨類の加工をはじめ、スズ箔としても活用されています。
軽量で頑丈で熱に強くコスト的にも安価なアルミニウムの登場で、金属食器の加工需要はアルミニウムへとシフトしてはいますが、その一方で、融点が低いことを利用してフロートガラスの製造や、手工芸による加工に適している点が新たに注目され、新たな伝統工芸品や地域おこし、地域産業の活性化に役立てられており、そうした美しい錫（スズ）製の手工芸品が日常生活を彩る新たなトレンドとして一般消費者からの需要を呼び起こしています。
錫（スズ）とインジウムとの酸化物 (ITO) は液晶ディスプレイや有機ELの電極として利用でき、近年の家電製品製造で需要も高く、熱線カットガラスとして車のフロントガラスなどの表面にも採用されるほか、有機スズ化合物は塩化ビニールなどの安定剤に用いられるなど工業製品加工でのニーズも高いことから、錫（スズ）の需要が高まっています。
金属加工やプレス業などの事業を行っている方をはじめ、一般の方がお持ちの純ニッケルスズ食器をはじめ、純錫（スズ）やハンダ、銀入り鉛フリーや鉛フリーハンダなども買取の対象になります。
鉛フリーハンダは錫に銅やニッケルなどが添加されているので、純錫として買取りできませんが鉛フリーハンダとして買取需要が見込まれます。
鋳物製作で古い伝統がある高岡では、仏具や花器の鋳物メーカーが伝統産業を活性化させる新たな取り組みとして、金属食器でありながら手で好きなように曲げて形を変えられるユニークな食器を販売して話題を集めており、2017年秋にはメディアなどにも取り上げられて、新たなトレンドを呼び起こしています。
富山にあるメーカーの展示・販売スペースや工場、製造体験コーナーなどを備えた施設が新たな観光スポットとして話題を集め、オープンからわずか4カ月弱で4万2000人以上が訪れる一大トレンドとなっています。
錫（すず）製のぐい飲みやグラスなどの錫製の食器やインテリア雑貨が中心ですが、錫（すず）は抗菌性が高いうえ、酒の味をまろやかにするされることから、酒好きな方や、抗菌に敏感な若い世代を中心に新たなトレンドとして錫製の食器や雑貨類も需要が高まっています。