骨董品

茶道具

「買豊堂」では茶道具を高価買取中です。

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茶道具について

茶道具にはお抹茶を立てる茶碗のほか、茶碗を入れる共箱、茶器、茶杓、茶篭甲小物や巾筒のほか、茶室に飾る水指や花入、掛物なども、茶道具の骨董品のカテゴリに入ります。
千家十職や御家元書付の作品を筆頭に、有名作家の手掛けたもののほか、稽古用の道具であっても造られた時代によっては価値を持ちます。

茶道具の需要とトレンド

: 茶道具はお茶を習っている方のお稽古向けから、お茶会やお茶席で用いられる高級品やインテリアとしても楽しまれる一級品に至るまでピンからキリまであります。
茶道にあまり詳しくない方には分かりにくいかもしれませんが、実は秋から春にかけて使われるものと夏茶碗があり、季節によっても柄が異なり、春夏秋冬を通じてその時期ごとに好まれる需要やトレンドも異なる季節を重んじる繊細なアイテムでもあります。
これから茶道を習い始めたい方、学生さんや社会人、主婦の方にとって需要が高いのはお稽古セットです。
茶碗に茶筅、茶さじ、袱紗などの茶道に必要な基本アイテムがセットになったお手頃価格の物がトレンドです。
お稽古をはじめて長く上級クラスの方や、お茶を趣味や生きがい、生涯の嗜みとして楽しまれる方は、必要なアイテムをそれぞれ単品でご自身の好みや季節などに合わせて求められるのが一般的です。
たとえば、お茶碗であれば、季節に合わせた柄を季節や月に合わせて探されます。
お正月なら松竹梅や鯛、羽子板や手まり、凧や門松、鏡餅などのお正月モチーフやおめでたい柄、金箔を配したような豪華な柄が好まれます。
2月は節分モチーフや梅の花、雪ダルマやかまくらなど寒い時期に似つかわしい柄や春を心待ちにするような柄、節分などの2月の行事に合わせたデザインや2月に盛りを迎える梅の花や椿の花、南天の花などの柄が好まれます。
3月はひな祭りや菜の花などの柄、4月なら桜の花や、入学式をモチーフにしたような現代的なデザインも近年のトレンドとなっています。
5月は芽吹きの緑をはじめ、鯉のぼりや兜などの端午の節句のデザインを、6月に入ってくると夏茶碗といって平たい形のお茶碗のスタイルで、柄としてはアジサイやカタツムリ、雨だれ模様などが人気を集めます。
7月も夏茶碗として金魚や七夕、8月も夏茶碗の形でスイカや花火、セミ、トウモロコシやトマト、キュウリなどの夏野菜やかき氷などの涼やかな柄も好まれます。
9月になると秋の訪れを感じさせる栗や梨、10月にはサツマイモや柿、11月は紅葉、12月には雪のモチーフをはじめ、近年ではクリスマスをモチーフにした洋風の柄もトレンドとなっています。
このように季節や月ごとの柄を描いたデザインの茶碗がそれぞれの時期のトレンドになるとともに、有名な作家ものや新進気鋭の作家のスタイリッシュなデザインのもの、清水焼や有田焼、信楽焼や笠間焼、美濃焼などの日本各地で古くからの伝統を持つ陶磁器や焼き物も需要が高いアイテムです。
そのほかのアイテムとして茶筅の素材にこだわったり、袱紗の生地や色、デザインにこだわる方、黒文字の品質や黒文字を入れる袋のデザインや千代紙にこだわる方をはじめ、懐紙もワンポイントのデザインに季節や月ごとのイベントのモチーフを描いたものがトレンドになります。